週末に貴重な体験をしたので紹介します。
近所のスーパー(イオン)に家族で買い物に行きました。
食料品売り場で、前の方から、半ズボンで色が黒くて、髪を立たせてる男性とすれ違いました。
私が妻に、「今、かっちゃん(芸能人の勝俣州和:カツマタ クニカズ)みたいな人いたよ」と言いました。
妻は、「(近くにいた知らない)あのご夫婦も、私たちと同じこと言ってたよ。あっ、(その奥さんがかっちゃんみたいな人に)声かけてる! 私、あの人にどうだったか、聞いてくるね」と言って、知らないご夫婦に聞いてきたら、「本人だってよ!」とびっくりして戻って来ました。
私は、「こんな所に、芸能人が、しかも一人で買い物してるわけない」と決めつけてましたので、非常に驚きました。
かっちゃんは、一人で買い物カゴを片手に、スタスタと商品を見て、カゴに入れてましたが、その姿勢とか行動がスッキリしてて、とても、私の一つ下(54歳)とは思えない、かっこよ良さというか、一般人とは違うオーラがありました。(別に私はファンではないですよ)
妻と二人で、「追いかけてみよう」(ミーハーですね(^^))と言って、追いかけたら、かっちゃんはカップラーメンを見てました。(カップラも食べるんだね)
妻が、かっちゃんに、「すみません、勝俣さんですか?」と声かけたら、本人は「そうです。」と返事してくれました。
テレビの時のようなデカイ声でなく、かなり抑えてました。(当たり前か)
私が「握手してもらえますか?」と聞いたら、手を出してくれました。(意外に冷たい手でした。)
「どうしてここに?」と聞いたら、「明日の松島マラソンに来たんです」と答えてくれました。
「そうですか。頑張って下さい」と言って別れました。
芸能人と直接会話したのは初めてだったので、ちょっと感動!
その後、イオンの店内を買い物してましたが、レジで、また会って、かっちゃんの後ろに並んでしまいました。
周りを見渡すと、気づいたお客さんは、ニコニコしながら、かっちゃんを見てました。
私たちのレジが終わると、レジのおばさんも、なんか変だなと思ったらしく、私たちに、「やっぱり、そうなんですか?」と聞いてきたので、私が「本人ですよ。」と言ったら、レジのおばさんは「なんか、似てるなあぁと思ったんですが、従業員の立場で聞けないし•••」と言いました。
私の妻は、レジのおばさんに、「(かっちゃんは)何を買ったんですか?」と聞いたら、「プライバシーに関わるので答えられないです」との事。(そりゃそうだ)
以上が私の貴重な体験談でした。
これで、終わってはただの自慢話ですね。
実は、本題はこれからで、
この体験談中に、IT技術者に関わる要素があるんですが、わかりますか?
まず、はじめに、
私が、「こんな所に(芸能人が)いるわけない」と決めつけた事。
システム開発や運用保守で動かない原因を調査してる時、「これはこうだから」と決めつけて、深掘りしなかったところが原因だったとか、最初から無理だと諦めてしまう事があります。
原因追求の場合は、先入観にとらわれると、本質が見えなくなってしまいます。
出来るだけニュートラルな気持ちがいいと思います。
私の妻は、本人かどうか聞いてみないと分からないと、先入観なしで行動したおかけで、本人と直接会話できました。
2つめは、レジのおばさんの対応。
自分の立場を考えた、倫理的な行動は、我々IT技術者にも必要な事で、セキュリティ面で非常に重要です。
私の妻からも、「何買ったんですか?」と聞かれても、そこは絶対に言ってはならないと判断したレジのおばさんの行動は素晴らしいですね。
3つ目は何だと思いますか?
それはかっちゃんの元気パワーです。
私も含めて、かなりお疲れの方が、IT技術者には多いです。
精神的にも疲労困ぱいして、仕事出来なくなる状態になる方も多いです。
でも、かっちゃんのシャキッとした姿勢と動きの軽快さをみてて、かっこよさを感じました。
しかも、私と1歳しか違わない(54歳)、おじさんなのに(^_^*)
かっちゃんの姿を見たら、私もこれじゃダメだと思いました。
IT技術者は、何をやっても上手くいかず、手詰まりになったり、リーダーから納期のプレッシャーを受けたり。かと言って、誰も助けてくれない孤独感で、元気なくなる事はよくあります。
それが長く続くと、精神的な病気になってしまいまう事も多々あります。
私も以前、何もかも上手くいかず、精神的にダメージを受けた事がありますが、幸いにも周りの人に助けてもらった事があります。
その人はやっぱり、常に元気な人でした。
なので、精神的に疲れた時の対策としては、私のお勧めは元気な人と接することです。
周りにそういう人が見つからない時は、、興味のあるサークルに入ってみるとか、会社のイベントに参加するとか、コンサートや講演会に行くとか、いっぱい機会はあると思います。
是非、元気パワーを感じて、次へのステップアップを目指しましょう。
勝俣さんに会って話せたのがすごいですね!
元気のパワーを感じるのは、最近できていなかったので、楽しみを見つけて元気になるのは大事なことだと思いました。